2009年05月25日

俊輔最終戦 奇跡の逆転V4実らず・・・

SPL2008−9シーズン第38節最終節。
セルティックはホームセルティックパークに強豪3位 ハーツを迎えた。   
レンジャーズとの最後の頂上決戦をアウェーで敗戦 首位を明け渡し 確かに一度は諦めかけたV4だった。
しかしその後ホームで勝ち点3を積んだセルティックに対し レンジャーズがアウェーでドロー、僅か一夜にしてセルティックの優勝にまた光が灯った。    だが何と言うことか その折角のチャンスを今度はセルティックがアウェーで活かしきれずドロー。    

ダービー同様 再三作り出したチャンスにゴールだけが奪えず セルティックはまたしてもレンジャーズに首位を明け渡してしまった。   勝ち点差は2。   得失点で上回っていた事から セルティックが勝ち レンジャーズが引き分け以下に終わればV4が見えてくる。。。

厳しい事は判っていたが 少しでも可能性がある限り全力で戦う・・・
右足付け根の痛みをずっと薬で抑えながら出場し続けている俊輔だが それを全く感じさせない見事なプレーでこれまでもチームを引っ張ってきた。   何としても最後だけは悔いのない試合で終わって欲しいかった。

今季でセルティックとの契約が満了する俊輔。  既に日本への復帰も決定的となり、この試合が 俊輔の海外7年間の集大成となる大事な大事な最終戦だった。    
全てを出し切って何とかV4を達成したい! V4を置き土産に気持ちよくチームを去りたい・・・  
ついに最後のピッチへと歩き出した。

2009年5月24日セルティックパーク。 
スタンドにはクラブ創立者ウォルフリッド氏 ジンキーと並び 俊輔の顔の大きな横断幕とその横に「TIME FOR HEROES」の言葉が掲げられた。   会場には今日もロッドスチュワートの姿が。
選手達がピッチに現れるとサポーターから大きな歓声と拍手が、 全員総立ちで選手達を迎えた。    今日も俊輔は痛み止めを飲んでの強行出場。   もう何ヶ月この状態が続いているか・・・。

スタメン全員での長めのハイタッチを終え円陣を作る選手達を サポーターのユルネバの大合唱が 大きく包み込んだ。     緑のマフラーを掲げ いつもより増して大きな そして長い大合唱が響き渡る中 ついに試合が始まった。    キックオフ  それでも中々止まないサポーターの歌声。  どこかいつもとは違う 感動的な瞬間だった。  
俊輔はいつもの右サイド。  この4年間ずっと守ってきた俊輔の定位置だ。   毎年毎年何人もの同じポジションの選手が補強された。 しかし俊輔はそれでも そのポジションを最後まで奪われる事は無かった。   最近では左 そして中央もこなす俊輔、 監督 チームからの俊輔の信頼の厚さが伺えると同時に それが薄らぐ事はこの4年間一度たりとも無かった。

開始早々俊輔は早速相手ボールを2度に渡りカットしエリアへと丁寧なボールを入れた。 マクドの飛び出しには合わなかったがあっという間に最初のチャンスを作った。  
3分エリア左外 DFラインからのボールを相手と競り合い勝ち頭でマクドへと落とした俊輔が 相手に後ろから押し倒された。  会場から相手に大きなブーイングと拍手。   左足首を傷めたようにも見えたが俊輔のFKにサポの目が輝いた。   

角度もあり遠い事から 誰もが合わせると思われたそのFK、 しかしGKは意表を突かれた。
俊輔はジャンプした一番左の壁下穴を通しゴール左下ギリギリ 勢いあるグランダーのボールを入れてきた。     相手GKのナイスセーブで惜しくもゴールとはならなかったが 会場のサポーターも思わず声を上げるほど 珍しいFKだった。 

長年サポもあまり見ないこの位置からの俊輔のこのFK。 また一つ違った引き出しを見た気がした。   もう既に世界に知れ渡っている俊輔のFKだけに 相手の予想の 更にその上を行くFKが必要となっている事も確かだ。
これに勢いづいたセルティックはボールを支配。  時折味方のパスミスで攻め込まれる場面もあったが 何度も相手エリアへ攻め込んだ。

しかし前線へのボールに中々FWが前を向けない・・・
もう少し早くその先を考え ボールを受ける体勢さえ取れていればそのままシュートへと持っていけるはずなのだが 殆どがゴールを背にしたまま。  下げては奪われ ハーツにチャンスを与えた。 
そんな中6分会場のサポーターからどよめきが起こった。 ライバルレンジャーズが早くも先制したのだ。  選手達に伝わってしまっただろうか・・・

今日も再三のチャンスに決められないセルティック・・・。
前節もダービーも 完全に支配しながらゴールだけが決まらず勝ち点を落としてきた。   今日はホームでの最終節だ。 ライバル云々はともかく 何としても勝利で終えたい・・・!

一瞬早くここへパスを出していれば 一瞬早く動いていれば・・・
あと僅かのタイミング 精度のズレで 中々ゴールまで持っていけない。    20分中央でパスを繋いでのブラウンのシュートをGKが弾いた。  これで先制かと思われたゴールまん前マクドのシュートは何と大きくゴール上にはずれてしまった。  足を踏み鳴らし身体全身で悔しがるサポーター、 監督は思わず物を思い切り投げつけ怒りを表した。   
その後も前半27分33分34分36分・・・・ 立て続けに次々訪れるゴールチャンス。   しかし全てゴール枠を捉えられないまま。
数々のセットプレーもあった。 何度も俊輔から繰り出されるCKからのチャンスボール。   これも味方は中々合わせられない・・・
いや 強引に競り合うようなゴールへの貪欲さも どうも見受けられない・・・。  

すると37分だった。 マクドのパスミスのこぼれ球に反応したブラウンが右低目でそのボールにスライディングで喰らいついた。
こぼれたボールを空かさず拾うと俊輔は一瞬前線へと目を移した。  その瞬間 ハーフウェーライン、俊輔は大きく左足を振り抜いた。   ロングループシュートだ!! 
そのボールは 前に出ていた相手GKの頭上を超え あと僅かのところで ゴール右上に反れた。   惜しい〜!!!
まさに俊輔しか出来ない神技ループ。  そのプレーと視野の広さに会場から大きなどよめきと歓声 拍手が巻き起こった。   

相手に流れが傾いたところでのこうした俊輔のプレー。  その直後にはまたCKから相手のあわやのオウンゴールをも誘うボールを蹴りこんだ。    次から次へとチャンスを作る俊輔。 
しかしそんな中 またしてもニュースが飛び込んだ。 前半終了間際 レンジャーズが2点目を上げたのだ。   これを境にサポーターの歓声がどっとトーンダウンした。    

セットプレーのこぼれ球からの味方のシュートも悉くゴール上へ。
これだけ攻めながら いったいどうした!!  
結局前半無得点のまま折り返したセルティックは 後半 頭からサマラスに代えヘッセリンクを投入した。   ここはホームだ。 今季最終節 優勝云々よりも何とかして勝利で終わらせてくれ〜!

後半俊輔は中央へ。 セルティックはパスを回すも中々ラストパスが繋げない・・・ どうしたのか マクドのミスも目立ち始めた。
そんな中54分中央右俊輔から一気にエリア左のオディへと好パスが通った。  オディが落とし飛び込んだマクギがシュート!! しかし何と言う事かこれもゴール左に・・・ 60分にはヘッセリンクのヘディングシュートがゴール上・・・ため息と共に不安の表情でジッとピッチを見つめるサポーター。   そこへレンジャーズの3点目の速報が入った。    再三のチャンスに決められないセルティックと数少ないチャンスでしっかり決めていくレンジャーズ・・・  優勝の行方が見えた。

68分右コールドウェルのパスをエリア中央で受けたマクドがシュート! しかしこれもゴール右上。  左にトラップする余裕もあった。 狙って撃ったように見えたそのシュートだったが 外した事に不思議とサポーターからはどよめきさえ起こらなかった。  
不思議な感覚・・・ 外してばかりいるとそれが当たり前に感じてくるのだろうか・・・。  それとも諦めきっているのか・・・
その直後 マクドはマローニと交代。。。   交代に納得がいかなかったのか それとも自分のプレーに納得がいかなかったのか いつまでも監督に諭されながら鼻をすすり泣いているようなマクドの映像が流れた。。。

その後も俊輔から前線へ何度も何度も前線へボールが入った。 しかし今日もその次が繋がらない。  ダービーもハイバーニアンも これ以上ないというほど支配しながら無得点・・・監督の口から「ゴールだけが決まらない」というコメントまで飛び出した。     まさか このまま終わるというのか・・・?

70分だった。 俊輔が右サイドで相手ボールを奪った。 慌てた相手選手はボールを取り返そうと俊輔の右腕を両手で掴んだまま放さず振り回し笛。
大きな相手の強引なまでのファールに それでもキープし続ける俊輔を見て 改めてこの7年間の大きな成長を感じた。

その2分後中央ハートリーからのパスがエリア右の俊輔へと入った。
そのパスはどうみても一瞬に相手に渡る危険なボールだった。
しかしいち早くそれを察知した俊輔は空かさず飛び出し相手の前に身体を入れ相手を背負いキープ 更に 一気に詰め寄った3人のDFが足を出すその寸前 エリアのマローニへとパスを繋いだ。  マローニの落としたボールからブラウンがシュートを放つが惜しくもGKが触りCKへ・・・。   マローニが前を向ければゴールも生まれていたかもしれない。

俊輔のその一瞬の判断の早さがなければ単なるハートリーのパスミスで相手に奪われていたボールだった。   地味かもしれないが そんなちょっとした俊輔のワンプレーワンプレーが これまでにチームに齎した影響は計り知れないものがある。

ライバルの3得点に優勝もほぼ消え 勝利も見えてこないチームに痺れを切らしたか 帰り支度を始めるサポーターが出始めた。
これにはかなりショックを受けた。  今季ここまで優勝を賭け戦ってきた選手達を最後で見送る事も無く帰ってしまうのか・・・
毎試合確かに捌けるのが早いサポーターだが 流石にこれだけは悲しかった。

そして89分エリア中央左 マローニが倒されFKを得た。 ボールの前にはマローニと俊輔。   しかしマローニが自らボールをセットすると俊輔は静かに離れていった。    この時間に直接狙えるこの位置、 俊輔に蹴らしてくれ〜!!!  しかしマロー二の俊輔とのワンフェイク入れてのFKはゴール大きく上へ・・・  日本中からため息が聞こえてきそうだった。
  
91分レンジャーズの選手が喜び合う映像が流れた。 4年ぶりの優勝・・・。
その直後だった。 中央フラッドから エリア左のオディにクロスが入った。  相手DFのクリアこぼれ球を空かさず拾った俊輔が渾身の右足シュート!!!   相手DFをかすってゴールギリギリ右上へと反れた。  俊輔はCKをアピールも試合はそのまま終了・・・
最後の90分が終わった。   今季最終戦 ホームで無得点ドロー。

笛と共に 下を向きながらドレッシングルームへと向かう俊輔。  相手選手と次々挨拶を交わすチームメイトの中  俊輔は一人静かにピッチを降りて行った。     7年間の集大成だったはずの試合は 空しさだけを残し幕を閉じてしまった。     最後まで勝利を信じチャンスを作り続けた俊輔の気持を思うとたまらない。。。

しかし この4年間 俊輔はチームに大きな大きな足跡を残した。 
俊輔がいなければ リーグ優勝も CL決勝T進出もなかっただろう。
「彼はプロ選手のお手本だ。 NAKAが去れば我々は皆 職を失うだろう」とまで言わしめた 日本人中村俊輔の活躍に 大きな大きな拍手と感謝の気持を送りたい。     

俊輔は今日グラスゴーを発った。 試合は待ってくれない。  大事な大事なW杯予選が俊輔の帰りを待っている。 
そして俊輔がグラスゴーを発った今日 ストラカン監督が その言葉通り辞意を表明した。    この4年俊輔と共にセルティックを リーグ3連覇そして 初の欧州CL決勝T進出に導いてきたストラカン。
セルティックの一時代が今 幕を閉じようとしている。。。  
posted by Hiro at 23:16| Comment(7) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

俊輔セルティック怒涛の攻撃最後まで実らず痛恨のドロー

衝撃のドロー・・・ V4への扉を自ら閉ざしてしまった。
2008−9シーズン最終2試合。 セルティックはレンジャーズとの頂上決戦に負け 一時は自力優勝が消滅したものの その後ダンディUに粘りの勝利。  しっかり勝ち点3を積んだセルティックに対し レンジャーズがアウェーハイバーニアン戦で1−1のドローとなった為 たった1夜にして また自力優勝が復活した。

しかし一足早く 昨日試合が行なわれたレンジャーズは ホームでアバディーンを2−1 で下し勝利。   勝ち点を83に伸ばし 今度はセルティックに大きなプレッシャーを賭けた。   
だがこのアウェーハイバーニアンに勝てば得失点差で 首位がキープ出来る。    ここは何としても勝利し V4へ大きく前進したい!!!    

最後5試合中 アウェーが3試合という レンジャーズに比べ不公平な
スケジュールを強いられているセルティック。   
ピッチ入場前の表情からも 選手達のこの試合に賭ける緊張感が伝わってきた。    俊輔は今日も痛み止めを服用しての強行出場。  これで 右足付け根痛を薬で抑えプレーしている期間は 3月の代表合宿以来 もう2ヶ月を超える事になる。    W杯予選も控える俊輔 大丈夫か・・・ 

スタメンが発表された。  中盤にはクロサスではなく ハートリー FWに サマラスとマクドナルドというスタメン。    その布陣に やや連携に不安を感じながらのスタートではあったが セルティックは 開始から積極的な攻撃を仕掛けた。    DFも高い位置をキープ。   早めの先制を狙うチームの強い意思が感じられた。

右はヒンケル 左はマクギが上がりそこから何度もクロス、相手エリアへと迫った。   俊輔は相手にボールが渡ると真っ先に走り寄りDF ライン際 見事なDFで相手ボールを奪い返すと それを取り戻そうと掴みかかる相手を振り切り味方へと繋ぐ。   会場からはそのDF技術と強さに大きな拍手が起こっていた。   レンジャーズ戦でも 敗れはしたものの 痛みを抑えての強行出場とは思えない見事なプレーで終始チームを引っ張った俊輔には 現地でもかなり高い評価が与えられた。

前半 高い位置で絡む機会は少なかったが 攻撃の起点となり ヒンケル マクギ からの両サイドからの攻め上がりをチャンスメイク、 左右CKから何度も際どいボールも入れ 再三ハイバーニアンゴールを脅かした。
何度も攻めあがるセルティック・・・ しかしどうしたことか 今日は味方のゴールが中々 決まらない。

10分左CK俊輔、 ゴール二ア サマラスにどんぴしゃで合わせるも何とヘディングシュートはゴール大きく上へ・・・  たたきつけていれば例え外しても次に繋げたかもしれないそのヘディング・・・
最初の大きな決定的瞬間だった。       

固い 集中した相手DFに 攻めても攻めても 跳ね返されるセルティックボール。   味方のクロスの精度も良くない、俊輔がもっと高い位置でボールに絡めればいいのだが・・・

時折 ミスからボールを奪われては一気に攻め込まれもした。 時間をかけず 縦パスを繋ぎあっという間に自陣に攻め込むハイバーニアン。
相手の左右からの精度あるクロスに あわや という場面も訪れた。
GKボルツの素晴らしいセーブで 失点は免れたものの セルティックのDFはそのクリアが毎回中途半端。  自陣近くで何度もクリアが相手に渡り そこからまた攻め込まれた。

25分中央アーク ハートリー倒されてのハートリーFKからパスを繋ぎ 右サイド高め マクドからのパスを受けた俊輔が 相手に飛び込まれ倒された。 左足首押さえ傷む俊輔。 相手マレイには直ぐさまイエローが出された。  その俊輔のFKから ゴール前コールドウェルにどんぴしゃと思われたがゴールまん前混戦の中 相手に当たったのか あと僅かところでこれもゴールならず。。。      

その後もセルティックはCKからFKから決定的チャンスを作る。
37分右サイドマクド倒されFK俊輔 ファーでコールドウェルがヘディンシュシュート! それが流れゴール右ヒンケルも足を出したがこれも触れず・・・
45分にはDFラインからのロングボールからエリア左 マクドがGKろほぼ1対1.   しかし何とこのフリーのマクドのシュートまでがゴール右へと外れてしまった。
いったい皆どうしたのか・・・ 精度もない ミスも多い FW同士の連携も殆ど見られない・・・   これがプレッシャーというものなのだろうか。     まるでハイバーニアンのゴールにバリアでもあるかのように 悉くセルティックのボールは 相手の固いDFとGKに弾かれた。  

前半ここまで多くのチャンスを作りながらゴールが割れなかったセルティック、後半FWの入れ替えも予想された。  
予想通り サマラスに変わりヘッセリンクが投入された。   そしてブラウンがマローニに・・・ このSブラウンの交代には驚いた。 どうやら足を傷めていたようだ・・・    俊輔が中央に移動した。

するとセルティクはFW同士の連携もやや見られるようになり猛攻に次ぐ猛攻。
俊輔を中心に相手をエリアに縛り付けた。 68分相手のFKのクリア拾いカウンター 俊輔から左のマクギへ ドリブル突破。 シュート!! が何と枠を捉えていたにも関わらず ゴール前にいたマクドに当たりゴールならず。
75分にはヒンケルのクロスにヘッセリンクがどフリーであわせるも 何とゴール上でこれも決められず。   何度も何度も決定的チャンスに決められない味方 迫る時間に痺れをきらしたように 90分俊輔 ローフェンスからのパスを受けると 中央低目からミドルシュート!!    
あのレンジャーズ戦 ブラジル戦での見事なミドルを彷彿とさせるような強烈シュートだった。     信じられない事に その強烈ミドルさえも 相手DFがジャンプで頭に当てゴール上に・・・そこから得た左CKさえも ゴール前 混戦の中 笛・・・GKボルツさえもそこにいた。    最後のチャンスだった。

93分Gキックの競り合いから右サイドでボールを受けたマローニがクロスをあげた。  マローニのクロスは大きく 俊輔が一人エリア左へとそのボールを追った。     エリア内左 それを拾った俊輔が相手に後ろから激しく押し倒された。    どうみてもエリア内 PKのはずだった。    しかしそのファールに怒り爆発するセルサポの前 審判のPKの笛が鳴る事はなかった。。。   

試合終了・・・  0−0.
セルティックの手からスルスルと勝ち点3がこぼれていった。  
勝てばV4が目前だったこの試合。   セルティックは自ら開きかけていたV4への扉を閉ざしてしまった。     これで勝ち点は83:81. 得失点差では1上回るものの 折角取り戻した自力優勝はこれで完全に消滅。      最終戦に勝利した上 相手レンジャーズの結果を待つしかない状況となった。
何とも悔しいこのドロー。  試合後 選手達もガックリ肩を落とした。

24日 2008−9シーズン最終節。  
セルティックは ホームでハーツと対戦。  レンジャーズはアウェーでダンディUと対戦する。   
昨季に続き最終節まで優勝が持ち込まれる事となったSPL。   
最後の最後に 勝利の女神が微笑むのはいったいどちらなのか・・・

絶対に諦めない!!!  この苦しみは セルティックの優勝をより一層大きな喜びへと変える 最高のプロローグであると最後まで信じたい。    
posted by Hiro at 20:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

セルティック俊輔V4へ執念の勝ち点3!

2008−9シーズン SPL第36節 今季最終ダービー アウェーレンジャーズ戦敗戦からたったの中2日。  セルティックは ダンディUとホームで対戦した。
勝ち点差1のリードを この敗戦により ついにライバルレンジャーズに首位を明け渡す事となってしまったセルティック。

アウェーであいにくの雨。  しかもSブラウンが出場停止だったとはいえ あれだけ支配していた中での敗戦に 選手達の精神的 肉体的疲労の大きさが予想出来た。  
最近ではいつも左にマクギデイを起用しているにも拘らず ダービーに限ってマローニを使ってきたストラカンに 試合後 現地のサポからは多くの批判コメントも寄せられた。    マローニは怪我で長期離脱 最近ようやく復帰したもののフル出場はまだだった。 

もう1試合も落とせない。 自力優勝が消滅した今となっては V4を達成する為に 残る3試合 先ずは自分達が全勝するしか道は残されていない。
セルティックは 絶対に負けられない 王者の誇りを賭けたV4達成への厳しい階段を ついに上りはじめた。

俊輔は3月から続く右足付け根の痛みを今日も薬でおさえて強行出場。 休まなければ治らないのは判っているが 俊輔なしで勝てるほど最終5試合の相手は甘くない。
今となってはチームの核となっている俊輔 彼がいるだけでチームが落ち着きを見せる・・・この4年間でそんな セルティックにとって なくてはならない存在へと成長した。

激戦レンジャーズからたったの中2日で 相手は強豪ダンディU。。。
俊輔がダービー前に話した通り 今季のダンディUは レンジャーズより厳しい戦いを強いられる嫌な相手。    カップ戦でも最後の最後まで両チームゴールが決まらず結局PK24人目でようやく勝利するという接線を強いられた。     右足付け根に痛みがあろうがなかろうが  この相手に俊輔が出場しないわけにはいかなかった。

2試合出場停止からようやくSブラウンが戻り 左には マクギが入った。   前線にはマクドとサマラスの2トップ。   怪我のマクマナス以外は ほぼいつもどおりの布陣だ。   ダービーに出ず疲労していない分 ブラウンらの献身的プレーにも大きな期待が寄せられた。

開始早々ダンディUは 素早い動きで積極的にパスを繋ぎ攻め込んできた。 アウェーなど全く動じない・・・ 今季のダンディUはそんな精神的強さも感じられた。
次第にセルティックにもパスが回り始めるが エリア前まで行くもののその先が繋がらない・・・。   相手のチャンスには 今日も俊輔のスライディングが容赦なく仕掛けられた。  

予想通りブラウンが前線で何度も相手ボールを奪うなど奮闘、 ベンチスタートで悔しい思いをしたマクギも 前線へ積極的な突破を仕掛けた。     しかし再三チャンスは作るも中々シュートまで持っていけず 相手の素早いプレスに 味方のミスも目立ち始めた。    

そこから一気に攻め込んではセルティックゴールに迫るダンディU.
パスを見事に繋ぎ サイドから何度もいいクロスを入れてくる。  
全く気を抜けない時間帯が続いた。

13分ブラウンが高い位置でボールを奪いそこから最後サマラスが飛び込みシュート! しかし何ということか サマラスのシュートは右ポスト直撃・・・惜しい・・・><

しかし20分右サイドかなり低目でFKを得た。 そのFKから大きく前線のマクドヘ マクドが右のヒンケルに出すとクロス! そのクリアから右CKを得た。    CKは勿論俊輔。  ゴール前をしっかり確認すると俊輔は左足を慎重に振り抜いた。     

エリア中央 その俊輔をじーっと見ていた若手DFローフェンス。   俊輔がそのボールを蹴り上げると同時に ローフェンスは一気に そのボールに合わせゴール前に飛び込んだ。
高かった。  ローフェンスが二アであわせたボールが見事ゴール左に突き刺さると 飛び上がるセルサポでセルティックパークが大きく揺れた。      ローフェンスと満面の笑みでハイタッチし抱き合う俊輔。  今日もまた俊輔の左足からゴールが生まれた。
ローフェンスはキャプテンマクマナスの怪我による欠場でこの所 猛特訓を積んでいた。    喉から手が出るほど欲しかった先制点。 嬉しい嬉しいゴールだった。

先制に落ち着いたセルティックは その後もチャンスを作った。   俊輔は 痛みをおしての強行出場とは思えない 精度ある際どいボールを相手ゴールまん前に何度も放り込み チャンスを狙った。     俊輔が左右CKへ走る度 会場サポから拍手が起こるほどだった。  
固いDFに阻まれ 中々追加点は奪えなかったが 確かにその俊輔のCKが ダンディUに大きな脅威を与えていた。    

右サイド低目 こんな場面も見られた。    味方からのハイボールを デカイ相手二人と必死にヘディングで競り合い 見事なジャンプで競り勝ち前線の味方へと繋ぐ俊輔。     海外でDF能力を引き出しに入れたその次は ヘディングをも引き出しに入れるつもりか・・・  
怪我を全く感じさせないプレーで競り合い走り回り チームは前半を1−0で折り返した。
後半何としても追加点を!!
 
後半。既に夜の9時を回っているはずだが この時期ピッチにはまだ日差しが差し込むスコットランド。    メンバー交代はなし。
俊輔の足は大丈夫だろうか・・・
後半もセルティックは追加点を狙い積極的に攻め込んだ。   しかし49分だった。   相手の左サイドからのFKに ゴールまん前 フリーの相手にボールがこぼれた。   もう駄目だ! 完璧1点失うと思ったその瞬間 相手選手が何とシュートミス。   あわてたのか ミートせずセルティックは危機一髪の所で難を逃れた。

ホッ・・・><   
しかしダンディUは何とか追いつこうと セルティックのミスを空かさず拾ってはパスを繋ぎ左右サイドから危険なクロスを何度も入れてきた。     流れがダンディUに傾きはじめた・・・このままではいつか追いつかれてしまう・・・

しかしそんな流れを切る様なサマラスのゴールが生まれた。
52分 右サイドヒンケルから中央のマクドに縦パスが通ると マクドはブラウンへヒールパス、それをサマラスが受け狙いを定めてシュート!!  見事な連携だった。   この追加点は大きかった。

そのたった5分後 何とセルティックは左サイドをジリジリと上がられ 相手のクロスに ゴール右 あっという間に飛び込まれ 失点・・・ 
サマラスの追加点がなかったら 結果がどうなっていたか判らない。
追加点に一瞬の気の緩みが出たか まさかこんな所で失点するとは思ってもみなかった。    

しかしそこからダンディUも活性化。   相変わらず疲れも見せず素早いプレスでセルティックのパスミス コントロールミスを誘い それを拾って一気に攻め込むダンディU。     低い位置で奪われ あわや同点に! という場面もあった。    アウェーダービーから中2日 セルティック選手達に疲労も出始め セカンドボールも 悉く拾われた。   全く気が抜けない展開・・・

そんな中72分 エリアライン右直ぐそばで相手にFKを与えた。  超危険な位置・・・   ここまで来てこんなところで失点してたまるか!
相手がワンフェイク入れた時だった。  相手の動きを読んだ俊輔が 一気に飛び込み思い切りそのボールに足を伸ばした。   そのクリアを味方が繋ぎカウンターへ。
FK達人だからこそわかる相手選手の心。  また一つ俊輔がチームの危機を救った。   

その後もダンディUは猛攻を仕掛けるがセルティックは最後までそれを凌ぎ ついに 貴重な勝ち点3を積んだ。
今日も薬で痛みを押さえ強行出場した俊輔は 85分に 元ダンディUフラッドと交代するまで 全く痛みを感じさせないプレーで走り回った。    精度あるキックから何度も相手ゴールを脅かし チャンスにはエリア右へ飛び込み自ら強烈シュートも放った。   
惜しくもGKのセーブに阻まれ9ゴール目はお預けとなってしまったがV4へ賭けるセルティック選手の気持は今 最高潮へ達している。
この勝利で一足早くレンジャーズに大きなプレッシャーをかける事に成功したセルティック。

一日遅れで 昨夜行なわれたレンジャーズは アウェーでハイバーニアンと対戦。    「いつか相手も落とす・・・」  そう俊輔が言っていた通り 早くも 1−1のドローで終わり 勝ち点が80で並んだ。
得失点差で またセルティックが首位に返り咲いた形になっているが ここは勝ち点は考えず とにかく残る2戦 全勝する事だけに集中し 最後の最後まで慎重に そして したたかに 戦い抜いて欲しい。
posted by Hiro at 05:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

セルティック俊輔 最終ダービー アウェーピッチで魅せた大和魂

2008−9シーズン SPL第35節。
現在首位のセルティックは ついに2位レンジャーズとの頂上決戦 オールドファームを迎えた。
今季 残す所 今日のダービーを入れあと4試合。  ライバルとの勝ち点差はたったの1しかないが 何とかこの試合で勝ち点を積み V4へ向け大きく前進したい・・・!

上位と下位6チームずつに分かれての対戦となるこの最終5試合。
しかし 協会の組んだ試合スケジュールを見て セルティック側は目を疑った。   セルティックがアウェー試合3試合に対し レンジャーズはホームが3試合。   どう見ても公平とは言えないこの日程。
更に 主力メンバーSブラウンが累積&昨季のファールまで対象となるこれまでにない不可解な処分まで受け ダービーにあわせたような 信じられない2試合出場停止。。。

勝ち点差が迫っている事から もしここで負ければ首位を明け渡す事に。  まだ試合は残っているとはいえ 俊輔移籍以来のV4達成に大きな暗雲が立ちこめる事となる。   今後を大きく左右する事になるであろうこの天王山  相当厳しい戦いが予想されるが 何としてもここで勝ち点をもぎ取りたい・・・!  

「自分が移籍した時のレンジャーズより今のレンジャーズの方がずっと組織的で強い」と警戒しながらも 今季最高の大一番を前に 俊輔をはじめ選手たちの士気は最高潮に達した。  

ブルー一色のアイブロックス。 天気はあいにくの雨。 しかも時折かなり強くたたく。
俊輔はずっと抱えている右足付け根痛を今日も痛み止めで抑えながらの出場。    更にキャプテンマクマナスが怪我の回復間に合わず欠場の他 Sブラウンも処分で出場停止・・・  とセルティックは アウェーに加え 多くの不安材料も抱えていた。 

スタメンが発表された。  欠場のマクマナスの代わりにDFにはやはり若手ローフェンスが入った。   ローフェンスはミック(マク)の欠場を想定し ここへ来てかなりの練習を積んできた。   そして左にはオディ。    中盤には俊輔 クロサス ハートリー そして左に 何とマローニが入った。     いつも左を務めるマクギディはベンチスタート。   FWには現在好調のマクドナルド そして比較的相性のいいヘッセリンクが入っての2トップで いつも通りの4−4−2。

選手入場と共に一気にヒートアップするサポーター。  オールドファームらしい異様な雰囲気が選手たちを呑み込んだ。
大きなレンジャーズサポの応援歌がアイブロックスに響き渡る。  相手選手には 元チームメイトで2006−7シーズン共にCLを戦い抜いたミラーがいる。。。

試合開始早々 最初に攻め込んだのはセルティックだった。 キックオフと共に下げたボールをオディが大きく前線に蹴りこんだ。   相手のクリアを空かさず拾い味方へと繋ぐ俊輔、ヒンケルに下げたボールからクロス! それをエリアラインギリギリ ヘッセリンクが落としマクドヘと渡った。    エリアまん前でマクドが激しく倒されるも 何と審判の笛はなし。   どうみてもファールと見え怒りを覚えたが セルティック 入り方は決して悪くはなかった。

しかしこぼれ球からゴール前に入れたマローニのパスは精度を欠き相手に そこから一気に前線のミラーへ。 ハートリーがDFにい行くもミラーの足がかかりファール。   確かにファールは仕方がないが 早速ハートリーにイエローが出てしまった。   
それでも セルティックは パスを繋ぎながら相手エリアへと攻め込んだ。   

そんな中4分 ヘッセリンクが競り合いでファールを取られた。 そこから大きくロングボールを入れてきたレンジャーズ。   自陣左 味方のクリアが何と エリア左で相手に渡ってしまった。  フリーでクロスか!危機一髪〜っ! という所で 全速力で駆け込んで来た俊輔 そのボールを見事なスライディングでDF。   そのプレーにセルサポからは大拍手、レンジャーズサポからは 大きな大きなブーイングが会場中に響いた。    誰が痛みを抱えての出場と気づくだろうか。
しかしこれは この日の俊輔の 単なる序章に過ぎなかった。

時折ロングボールや味方のパスミス、 また雰囲気に呑まれているのか どう見ても偏りがちな審判の判定による相手のFKから何度か攻め込まれる場面があったが セルティックDFが粘りの守り。   そこからまた一気にカウンターを狙った。

俊輔からも前線FWへピンポイントで何度かパスが渡った。 しかしそこから相手DFに阻まれ 中々 キープもシュートも撃てない。。。
7分には自陣左で相手のパスを読みまたまた見事なDF。  相手の前に身体を強引に入れ競り合い倒れこみながらもCKをスローインへと変えた。   
DF顔負けの  危険な位置でファールを取られない見事なDF。 
最近は代表でも何度も見事なDFを魅せている俊輔だが ここへ来て更に俊輔のDF能力が上がっている。     こうしてチームの危機を一つ一つ好機へと変えていく俊輔。    最強レンジャーズ相手に最終ダービーで チームを牽引しているのは確かに 日本人 中村俊輔だった。

素早いプレスで迫る何人もの相手にも 試合中殆どパスミスをする事がない俊輔。   味方も俊輔がいるとどこか安心出来るのか 相手を背負っていても苦し紛れのパスを出す。   それでも奪われる事なく 安全な所へとパスを繋ぐことで チームに落ち着きと そこから攻撃のチャンスが生まれた。  

14分中央ハーフライン高め、 ヘッセリンクへのファールでFKを得た。  勿論ボールの前には俊輔とハートリー。  かなり遠い事から 味方が入ってくるのを想定したFKだった。    エリア内に味方が6人。    しかしボールへの強引さは全く見られず 誰一人 ボールに触れず・・・   あと1歩素早く反応すれば 触れないボールではないはずなのだが・・・

そのボールを相手GKがキャッチし左サイドの味方へと投げた直後だった。    カウンター! という所で それを阻止しようと 俊輔が空かさずそのパスを読み駆け寄った。   その瞬間俊輔は相手の前に入り強引なスライディングでそのボールを一気に奪うと そこからすぐさま エリア右のマクドヘ。  エリアライン右高め マクドが倒されFKを得た。    ボール前には俊輔   狙える・・・
俊輔は GKの動きを読むと一気に左足を振り上げた。  そのボールは ゴールギリギリ上 GKが触りゴールとはならなかったがそこから右CKを得た。      

俊輔が高い位置でボールを強引に奪った事から セルティックに大きなチャンスが何度も訪れた。    DFするだけでなくそれをしっかりチームの攻撃の起点に繋げる俊輔。   
その一つ一つの見事なプレーから 俊輔がこの試合に賭ける強い強い思いがひしひしと伝わってきた。     
 
ボールポゼッションは41:59.とセルティックが大きく支配。  しかし前半36分だった。 相手のGキックが かなり高い位置で 相手へと渡った。   そこから中央ミラーへ一気に渡るとミラーがエリア左へ回り込んでクロス、ゴールファーであっという間に押し込まれてしまった・・・
何とも悔しい失点・・・一瞬の判断の遅れとズレが命取りになった。  飛び込む相手を抑えきる事が出来ず ついに恐れていた失点・・・
しかしこれにめげるセルティックではなかった。

セルティックは俊輔を中心に その後も何度もチャンスを作った。 
右サイドライン際で複数の相手に囲まれる俊輔 しかしそれでも強気で振り切り前線へとドリブル突破 相手DFを何度も切り返して振り切ってはクロスを上げ 決定的チャンスを作った。 
43分そんな俊輔のクロスから右CKを得た。  CK俊輔 ゴールまん前 ヘッセリンクにどんぴしゃのクロスから強烈ヘディングシュート!!  それがゴールしたかと思いきや 何と ライン上で 相手にかき出されてしまった。     惜しくもゴールはならず・・・><
決定的瞬間だった。 結局セルティックは1−0での折り返しとなってしまった。

強い雨でピッチは水しぶきが上がるほど。  ボールも場所によっては全く走らず 注意が必要だった。    重いピッチに俊輔の怪我の悪化も心配された。   疲労もかなりのものだろう。
それでも後半勢い良くピッチに現れたのはセルティック選手達だった。  
よし!後半何としてもゴールを奪うぞ!!   

セルティックは後半もボールを支配。 パスを繋ぎ何度も何度も相手エリアに迫った。   しかしあと僅かの所で中々ゴールが奪えない・・・   セットプレーにいいボールが入っても 何人も入ってきている味方が中々触れない・・・ レンジャーズの固い守りが 何度もゴールを阻んだ。
折角のチャンスに どうしたのか 味方のパスミス 精度のなさも目立った。   
それを空かさずカバーしては 攻撃の芽を作る俊輔。 
刻々と迫る時間。。。  後半マローニに代わりマクギディ オディがネイラーに ヘッセリンクがサマラスに交代した。  
必死で1点を追うセルティック。

67分だった。 俊輔のサイドチェンジを受けたマクギがバイタルエリア左で倒された。 FKだ。   俊輔はGKの位置を確認すると 素早く低い軌道のゴール前でバウンドするボールを入れて来た。    マクドが空かさず飛び込みボールを受けるも後ろから来た二人の相手に押し倒されゴールならず・・・   

その3分後だった。 中央で相手のパスを受けた俊輔 あせった相手が一気にスライディングで飛び込み足元をすくわれた。  足首を押さえ倒れこみ苦痛にゆがむ俊輔の表情。    空かさず相手にはイエロー 抗議の?ミラーにもイエローが提示された。
大丈夫か・・・  ただでさえ怪我をおして強行出場をしている俊輔が この重たいピッチで何度も身体をはったプレーを続けている・・・  そこへこの悪質ファール・・・   試合後怪我が悪化しはいないか・・・大きな不安がよぎった。

しかしその後も攻守に走り回って何とかゴールをこじ開けようと 迫る時間にセルティックが猛攻を仕掛ける  はず・・・が 逆に味方のファールやパスミスで 貴重な残り時間の多くを相手のセットプレーに使われる事となってしまった。     一つ一つ時間をかけ 笛を待つレンジャーズ。     
何とかゴールを!!! 94分 あと数秒・・・しかしそれでもGKまでボールを追っていく俊輔がまだいた。  

そして笛・・・ 無情にも 結局最後の最後までゴールは奪う事は出来ず 94分 ついにタイムアップ。。。
後半のボールポゼッションは何と29:71。   しかしその再三の攻撃にも ついに追いつく事は出来ず 最後のオールドファームは 悔しい悔しい 1−0での敗戦となってしまった。

これ以上の悔しさはない・・・ とうとう首位をレンジャーズに渡す事となってしまったセルティック・・・
俊輔が素晴らしいプレーをしていただけに ここは何としても勝ち点を奪って欲しかった。     
痛みをこらえチームの為に 最後の1秒までボールを追った俊輔、 尋常ではない この試合に賭けた俊輔の 熱い熱いものを感じた。 

悔しい・・・!!!!!
しかしこの敗戦で一つだけ良かった事がある。
それは 俊輔の 回りとのレベルの差の大きさを改めて強く感じられた事 そして そのワンプレー ワンプレーに 彼の強い精神力と 俊輔自身の大きな成長ぶりが感じられた事。   最後のオールドファームにふさわしい戦いっぷりであったと誇りに思うと同時に 大きな大きな拍手を送りたい気持でいっぱいになった。   

試合後の 怪我の悪化が心配されるが試合は待ってはくれない。
中2日で 俊輔が今 レンジャーズより危険だと警戒しているダンディUと対戦しなくてはならない。
残る3試合 V4を達成するには 先ずは自分達が全勝するしかない。怪我の悪化で出場出来ないおそれもあるが いくらホームとはいえ 俊輔のいないセルティックが ダンディUに勝利できるとは思えない。

また痛みを無理矢理抑えての強行出場となるのか・・・
このあと大事な代表戦も待っているだけに チームでも 代表でも核となっている 俊輔の怪我の今後の状況が 大いに心配される。。。  

しかしここまで来て諦めるわけには行かない。 たとえ自力優勝が消滅しても まだ3試合ある。     ダービー前に俊輔が言っていたように ダービーで試合が決まるわけじゃない。  最後の最後までサッカーは判らない。    先ずは自分達がしっかり勝利し 最後の最後にカップを掲げピッチで満面の笑みを浮かべる選手達を 絶対に見届けてやろうではないか!!!!!!!!!! 
posted by Hiro at 23:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

今季最終オールドファームへ向けて

2008−9シーズン最終オールドファーム前日、試合前詳細は「試合速報日記」にて昨日掲載済みです。↓
http://celtic-game.seesaa.net/
posted by Hiro at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

セルティック俊輔ミラクルアシストでアウェーアバディーン撃破

SPL第34節。  ついにSPL上位6位と下位6チームに分かれての2008−9シーズン最終5試合がスタートした。 

セルティックは現在5位の絶好調アバディとアウェーで対戦。
アバディーンは 昨年10月4日以降 ホームでは負けなしのチーム。 前節ホームで対戦した際は セルティックが勝利しているものの 今日はアウェー、 ホームでは圧倒的な強さを見せる相手だけに ここはミスを少なく かつ粘りのあるプレーで王者の底力を発揮し何とか勝利をもぎ取りたい。。。 
現在レンジャーズとの勝ち点差はたったの1。  勝利出来なければ一気にトップを譲る事になるかもしれない・・・   一瞬も気の抜けない大事な大事な一戦となった。     

セルティックは怪我人が多かった事もあり 試合の空きを利用してスペインリゾート地ラマンガへ渡り合宿、選手それぞれの状態にあわせたメニューでリフレッシュを兼ねた練習をこなし 残り強豪相手ばかりの5試合へ向け 体調面 精神面 共に調整を行なった。
  
一方俊輔は いまだ右足付け根痛を抱えたまま。 現地でもチーム核の負傷が伝えられずっと心配されている。  
前節も掲載したが ブラウンはここからレンジャーズ戦まで2試合出場停止。    かなり中盤でアグレッシブに動き回るブラウンだけに 不在に不安もあった。 

天気は晴れ。 ブラウンの代わりにハートリーが入り クロサス マクギディ 俊輔が中盤を固めた。    俊輔は左サイド そしてマクギディが右に。    前線には好調マクドナルドとヘッセリンク。 頼むぞ〜!!  

開始早々 アバディーン マグワイアが1本のパスから抜け出しエリア右からループシュート!  飛び出したGKボルツをあざ笑うかのようなそのループで あわや 早くも失点か! と思われたが ゴール左に反れギリギリ救われた。    

危機一髪だった。
これに目が覚めたように セルティックは マクギディ マクドナルドハートリー ヒンケルらを中心に 右サイドで攻撃を仕掛けるが 最後のシュートはどれも中々決まらず。    
上がるマクギに対し 俊輔はバランスをとりながら 左サイドで懸命に相手をマークしつつパスを繋ぎ、 相手のシュートはGKボルツの見事なセーブで失点を免れていた。

しかし21分、ついに均衡が破られた。
自陣右サイド 競り合いにマクマナスのファールを取られ 相手にFKを与えた。    遠めだが微妙な位置・・・
相手FKにゴールまん前 マグワイアに抜け出されヘディングであっという間に決められてしまった。  うまく相手に前に入られ 殆どフリーの状態になってしまっていた。

アウェーで先制され 益々厳しくなったセルティック。  先制に活性化したアバディーンは追加点を奪おうと攻め込んできた。
しかし王者は 全く動じなかった。  時間がまだ早かった事もあるが セルティックもパスを繋ぎながら何度も相手エリアに攻め込んだ。

しかし高い位置での攻撃に俊輔が絡む回数が少なかった事もあり 惜しいシーンは何度もあるものの 中々ゴールが奪えず 時間だけが刻々と過ぎていった。     何とか 前半に追いつきたい・・・!
そんな願いが通じたか 44分中央俊輔が相手のチャージを受け倒されながらも味方へと送ったパスから 左サイド マクギが倒されFKを得た。      低めだった事から 直接狙える位置ではなかったが 俊輔はハートリーに一旦預けてのFKから そのボールがエリア内 相手DFが一瞬クリアしたもののクリアしきれず 直ぐ後ろのコールドウェルに渡った。   それをコールドウェルがヘディングシュート! 相手DFが僅か頭で触るも見事ゴールに吸い込まれた。

セルティック同点〜!!! これまで中々決められなかったゴールが 一瞬にして俊輔のセットプレーから 決まった。
結局相手のオウンゴールになったもののコールドウェルが生み出した見事なゴールだった。

前半を1−1で折り返したセルティック。 
後半に入ると 俊輔が前線でボールに絡む回数が増えた。 俊輔はマクギとポジションチェンジをしながら 中盤での見事な足捌きでボールをしっかりキープ、 それを起点に何度もエリアに攻め込みチャンスを作るセルティック。

時には味方のパスミスを身体を張ってカバーしたかと思えば 倒されながらも 前線の味方へと確実に繋ぐ俊輔。
そんな中 71分右サイド ヒンケルからの パスを受けたマクドナルドがエリア右からダイレクトでゴール右ギリギリに流し込んだ。
見事なゴール!  DFを背負いながらもヒンケルのパスを意識 絶妙な身体の使い方だった。   1−2. 逆転だ。

ホームで追いかける状況になったアバディーンは マグワイアを中心にセルティックのエリアに攻め込むが セルティックはそれを落ち着いてクリア。
逆転に勢いづいたセルティックは 次々選手を投入する相手をよそに その後も チャンスを作った。
86分 左サイドのスローインから マクギディが仕掛け倒されFKを得た。     
エリアライン近く中央やや左。 近いがいい位置。 ボールの前には俊輔とハートリー。   壁は5枚。 近い。  ややGKが右へ寄っている。   ハートリーが僅かにフェイントをかけた直後 俊輔が左足を振り抜いた。
5枚の壁を左から巻く様な軌道のボールは 惜しくもゴールギリギリ左に・・・。   惜しい〜!  しかし それで終わる俊輔ではなかった。   
91分マクギに代わりマローニが入った直後だった。
ボルツのGキックが右サイド ライン際に流れた。  俊輔はそれを何とダイレクトで オーバーヘッド気味に前線のマクドへと 大きく送った。    マクドは俊足で飛び出すと相手DFを振り切りエリア右からシュート!  見事GKを抜けゴール左へと突き刺さった。

俊輔の驚きのダイレクトパスに それをしっかり決めたマクドの素晴らしい決定力。    見事としかいいようのない 誰も想像できなかった3点目のゴールまで飛び出し セルティックは アウェーで 1−3と大きな大きな勝利を奪った。   

前半中々 高い位置で攻撃に絡めなかった俊輔だったが 結局終わってみれば 3点中 2得点に絡む活躍となった。  彼のボールのキープ力 流れを読む力は チームに大きな落ち着きと 力を与えている。
Sブラウンが不在の中 セルティックは アウェーでしっかり勝ち点3を積んだ。   残り4試合。   次はついにレンジャーズとの頂上決戦だ。
スペインでのリフレッシュを活かし レンジャーズの固い守りを何とかこじ明け V4へ大きく前進して欲しい。

試合で献身的に攻守に動き回っていた俊輔は 右足付け根をケアする為2日間の完全休養となった。   3日の夕方ヒルトンで行なわれたSPFA授賞式には 本来SPL主力選手は殆ど参加する事になっている為  俊輔にとっては肉体的にも精神的にも貴重な とても有難い休養となった。

またその3日(日) グラスゴーのヒルトンHで夕方から行なわれたSPFAプレイヤーオブザイヤー(年間最優秀選手賞) マネージャーオブザイヤー(最優秀監督賞)の発表&授賞式で  見事 セルティックの MF S・ブラウン とストラカン監督が その賞に輝いた。    

4月19日にも当ブログで掲載したが 4人の候補にはブラウンの他 コールドウェル そしてレンジャーズのペドロメンデス スティーブデイヴィスもあがっていた。    ストラカンは俊輔と共に2007年5月にもこの賞に輝き 以来2度目の受賞。
ハートリー マローニ 俊輔 マクギディに続き ブラウン と 何とこの5年間連続でセルティックの選手がこの賞を獲得している。
監督には ストラカンの他 ハミルトン セントミレンの 監督も3人の候補に挙がっていた。
(この賞(選手年間)は SPL全ての選手の投票で行なわれ 自分のチームの選手には投票できない事になっている。)
ヤングプレイヤーにはハミルトンのマッカーシー18歳が選ばれた。   

残り試合 先ずは幸先のいいスタートを切ったセルティック。  これに決して甘んじる事無く 地道に そして 最後の最後まで泥臭く 一人一人が献身的に動き 何としてもV4の優勝カップを 高く大きく掲げて欲しい! 
posted by Hiro at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 俊輔セルティック情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする